小さな冒険日記

青春時代を記録したものです。

グアム 2010/11

 

グアムは実は2回目である。大昔、私が中学1年生だった時、両親と来た事があった。私にとって初海外旅行の地である。当時は、レンタカーで島内をいろいろ回った記憶があるが、ほとんど覚えていない。

今回、ダイビングのアドバンスライセンスを取得するために、海がきれいで有名なグアムに行こうと決めた。せっかくなので家族を誘ってみると、母親と祖父母の4人で行くことになった。

今回は、セブ島に行った時に利用した格安ツアー会社、てるみくらぶで申し込んだ。金曜深夜発、月曜早朝着という強行スケジュールであるが、一人35000円(燃油などは別)という格安だったので決めたのだった。そのてるみくらぶから、出発1週間前に電話がかかってきた。「まだチケットがとれていませんので、延泊していただけないでしょうか?」当然、私は激怒した。1ヶ月半前に入金しているのに、なぜ1週間前にチケットがまだ取れていないのだ。その後、何度もやり取りして、最終的には、デルタ航空で、3人は金曜朝発で月曜で夕方帰り、私は土曜朝発で帰りは他の3人と同じ便になった。それでもダイビングライセンスコースを断念せざるおえなくなった私の怒りは当然収まるはずはなく、「コンチネンタル航空か、ビジネスクラスか、最低でもオプションのディナーショーでもつけろ」と吠えてやった。「コンチネンタルは提携していない」(だったら、ツアー概要に大韓航空またはコンチネンタル航空なんて書くな!)、「ビジネスは空席がない」(絶対うそ!)、ということで、「オンワードディナーショーをつける」(ディナーショーの中で一番安い!)ということになった。

・上司を出せといっても出てこない。普通は、何か問題が起こったら上司が出てくるだろう。私の会社では少なくともそうである。

・お客様相談室を設けているようなので、苦情メールを送ったが、回答してこない。

・後で折り返すといってもなかなか連絡してこない。こちらからかけても電話がなかなかつながらない。やっとつながったら、向こうからかけ直すと申し出てこない。

・平日の12時~13時は営業していない。普通は交代で食事に行くもんだろうが。土曜日は営業していることになっているが、担当者は1人だけで、クレーム対応などは全くできず、営業している意味がない。

とにかく、顧客対応が最低な会社である。インターネットを見ていると同じような意見の人が多かったので、リピーターを無視するようなこんな会社はいずれつぶれると思う。 今回非常に不快な思いをさせられたが、顧客の立場になって考えることの大切さについて身を持って学ばされた一件であった。現在営業担当を勤めている自分も、顧客のことをよく考え、いい加減な対応をしないようにいつも真剣に仕事に取り組まないといけないと思った。

 

1日目。

約3時間のフライトをを経て、昼2時頃にグアム到着。てるみくらぶの宣伝で覆われた混載ワゴンに乗り込み、ホテルへ。15分程度で、グアム・プラザ・ホテルに到着。後で分かったのだが、このホテルはグアムタモン地区の中心部に位置しており、なかなか良かった。夕方に5時に家族と待ち合わせしており、それまで少し時間があったので、ホテル近くのビーチやスーパーマーケットなどをぶらぶらして過ごした。5時ごろにホテルにて家族と合流。送迎バスに乗ってディナーショーへ。結論からすると、オンワードのディナーショーはたいしたことがない。ポリネシアンショーもいまいち、BBQもいまいち。お金を自費で出すにはもったいない感じがする。

 

2日目。

今回の目的である、ダイビング。ダイビングショップは、GENTLY BLUEというところで、事前に日本で予約していった。午前はボートダイブ2本、午後はビーチダイブ1本で、148ドル(機材レンタル込み)。午前中のボートダイブは、ブルーホールとアメリカンタンカーというスポット。ブルーホールは、ダイバーの中ではかなり有名で、水深18mから78mにかけて縦穴があって、穴の中から見上げると、ハート型に見えるというスポットだ。初心者ばっかりの組だったので、残念ながら穴の中に入ることができなかったが、海の透明度は素晴らしかった。アメリカンタンカーは、沈没タンカーの中を探検できるスポット。海の透明度は最悪だが、沈没タンカーの内部で水面から顔を出せるのは非常におもしろかった。インストラクターはSUGIさんっていう人で、チャモロ人みたいな顔をしている日本人だが、ユーモアのあって感じがいい人だった。午後は、フィッシュアイの海中展望塔近くにあるピティ・ボム・ホールというスポットでビーチダイブ。ここは、餌付けスポットであるためか、異様に魚が多く、素晴らしい光景であった。インストラクターは女性でかなり若い人だった。小麦色に焼けた肌と染めた金髪が美しく、スリムなビキニ姿で悩殺されそうだった。

 

3日目。

空港送迎の集合時間が13時半。何をするにも中途半端な時間しか残っていない。仕方がないので、タモンビーチで一人寂しくシュノーケリング。シュノーケル器具は前夜に、ABCストア(コンビニ)で購入済み。遠浅のビーチは、大してきれくはないが、魚は結構いたので楽しめた。1時間ほど泳いだ後は、ホテルに戻ってシャワー浴びた。最後にショッピングモールを親とぶらぶらしてこの旅は終了。

 

(まとめ)実質、ダイビング1日だけのツアーで物足りなさを感じる旅であったが、まあ仕方ない・・・。次はサイパンでもダイビングしたいな・・・。