小さな冒険日記

青春時代を記録したものです。

バリ島 2011/8

 

計画段階

今年は東南アジア主要国のうち未踏国インドネシアの観光地バリしかないと思っていた。飛行機は直行便(ガルーダ)があるのだが、お盆のこの時期、安月給のこの身には手が出ない。ということで香港乗換えのチケットを8万円弱(燃油込み)でゲット。 聞いたことのない得体のしれない航空会社「香港エクスプレス」だ。どうやら中国本土系の航空会社で、最近起きた中国高速鉄道の事故などを見ていると、一抹の不安あり。

 

13日

夕方の飛行機の便なので朝はゆっくり寝るが、仕事の疲れがとれないのと、寝違えて首が痛いのとで、体調は不良。最近ますます体力が落ちてきて、無理できない身体になってきた。荷造りの最終確認をしてから昼過ぎに家を出た。空港では米ドルへの両替をした。17時に機上の人となり、香港到着は20時。飛行機の乗り継ぎが悪く、香港で1泊しなければならない(トランジット)。バスで、香港最大の繁華街である尖沙咀へ向かう。バスでお釣りくれないシステムは日本と比べて非常に不便。宿泊場所は、有名な「重慶マンション」。ここにはバックパッカー宿がたくさん入っており、世界各国から旅行者が訪れる人種のるつぼである。私はその中にある、welcome guesthouse(1泊170HKD)という所に泊まった。いかにも面積希少+人口過多の香港らしい、ベッドのみの狭苦しい部屋であるが、清潔なのと最低限設備が揃っているので、我にとっては全く没問題。夜の散歩する前に、重慶マンション1Fに並んでいる両替商のうちの一つで両替。この時、疲れていたのでレートを見るのが面倒で、適当に道路から見て一番手前に位置する両替商で両替した。翌日に気づいたのだが、ここのレートは他の両替商に比べてかなり悪い(1割くらい毀損)。詐欺と言ってもいいくらいのレートだ。両替商が10くらいあるので、競争の原理からどこも大したレートの違いはないと思っていたのだが、やっぱりレートはしっかり見ないといけないと反省。全て確認したところ、道路に面する2店舗のみぼったくりレートだ。たしかに立地がいい分多少レートはよいのは分かるが、このレートの乖離はひどすぎる。こんな悪どい商売していたらリピーターは絶対にない。リピーターの来ない店は潰れるというのが私の持論なのだが。この場所については一見客ばかりだから、私のような間抜けな人間を何人か騙せれば利益が出て事業を継続できるのだろうか?ちなみにその2店舗の店員は中国人で、他の店舗は全てインド人でした。恐るべし中国人の商売魂。さて話を戻して、アベニューオブスターズまで歩いて行き香港の夜景を鑑賞。香港は去年も訪れたばかりの場所なので、大して感動は無かった。

 

14日

朝から香港島に渡り、上環界隈をうろつく。文武廟ウェスタンマーケットやキャットストリートを散歩した。気温は真夏の日本(現在)に比べると少し涼しい。お昼はピザ屋さん(イマイチ)で食べて、食後は、台湾から進出してきたジュースチェーンでタピオカジュースを買って飲んだ。午後は九龍半島に戻り旺角を散歩した後は、荷物をピックアップして空港へ。19時の便でバリへ向けて出発。フライト時間は5時間で時差は無し。バリへ行くのに香港乗換えのルートは、さほど遠回りしないので合理的だと思う。飛行機は香港航空という、香港エクスプレス航空の関連会社らしい。この2社のフライトアテンダントはびっくりするような美人が多かった。きっと顔重視採用なんだろうね(でも接客も良かった)。バリ到着はちょうど日が変わる時間帯。空港出るまでに両替商が並んでいてレートは全て同じ10000ルピア=107円。桁が多くてややこしいが、換算はだいたいゼロ二つとればいいと覚えればよいだけ。あらかじめホテルのピックアップをお願いしていた(80000ルヒ゜ア)ので、出迎えの運転手がいた。早速乗り込み、今回滞在するサヌールリゾート地区へ向かう。20分くらいでホテル(bali senia hotel)到着。このホテルは1泊170000ルピアと、ホテル料金の高いバリにしては格安。でも、虫だらけの劣悪な環境のホテルだったらどうしようかという不安もあった。おそるおそる部屋に入ってみる。そしていました「イモリ」。すぐに逃げていったが、いきなり1匹見つけたのでギョッとして、今後が不安になった。だが、結局それ以降室内で見かけることは無かったし、そもそも町中至る所にイモリがいるので、見慣れて気持ち悪いという感情もなくなってしまった。部屋の設備については、空調もホットシャワーも冷蔵庫もテレビもあるので、全く問題無く6日間滞在することができた。唯一の問題点は、電気を全部つけても暗いことくらい。これは安いから仕方ないか。

 

 

15日

バリトップツアーという旅行会社で3000円のツアーを申し込んでいた(本来2000円ツアーなのだが、一人参加なので+1000円となった)。内容は、午前中にゴア・ガジャ遺跡・テガラランライステラスを寄った後に、午後からウブドで自由行動、晩にお迎えという内容。朝9時に送迎車が到着。リリスという「女の子っぽい名前をしている」けど、「耳毛がボウボウのおっさん」がガイドである。別に運転手もついていて、客は私のみの専用車。これでも採算が取れるのだがら、いかにバリの物価が安いかということが分かる。途中ガムランボールや絵画の店に寄ってもらったが、何も買わなかった。ゴア・ガジャは、普通の遺跡で特筆すべきことは無し。テガララン・ライステラスは、時期的に収穫を終えて、ただの段々畑になっており、こちらもほとんど感動無し。私がつまらなそうな顔をしていたためか、耳毛ガイドはインドネシア語では、指輪のことを「チンチ○」、お椀のことを「マン○」と言うんだ、と要らん情報を教えてくれた。13時にウブドに到着して、これからは自由行動。ウブド王宮で、19時からのレゴンダンスのチケットを購入(80000ルピア)した後は、レンタサイクルを借りる(40000ルピア)。そして険しい坂道を走って、ネカ美術館へ向かう。入場料50000ルピアとやや高いが、展示されている絵画は多く見ごたえがあった。その後は、ブランコ・ルネッサンスミュージアムへ。こちらも50000ルピアと高い。入口でおいしい蜂蜜ジュースを無料でもらえたのは良かったが、展示絵画は×。アントニオ・ブランコ氏の絵画は、なぐり描いたような絵で、中途半端な感じがして私も趣向とは合わなかった。それから、プリ・ルキサン美術館(無料)へ。これもネカ美術館の小さいバージョン。それからグヌン・ルバ寺院へ。この寺院では毎晩ケチャダンスが行われているようで、レゴンダンスではなくこちらのチケットを購入すれば良かったと少し後悔。夕食は、カフェ・ワヤンという森の中のような趣向のレストラン。ここでは、インドネシアの代表的料理ナシチャンプルを食べた。早い時間であったこともあり客も少なく、最高の雰囲気の中ゆっくりくつろげた。味も良く値段も安いので、ぜひオススメしたいレストランだ。さあ、お腹いっぱいになった後は、レゴンダンスを見ようかと会場のウブド王宮に行くと、今日はセレモニーがあるから別の会場に変更になったというではないか。その会場がまたどこにあるのかよく分からないので、探すのに大変苦労した。入場券を提示することはなく入場でき、買って損した気分だった。レゴンダンスはもともと宮廷舞踊で、色鮮やかな衣装をまとった女性たちの優美な踊り。カンボジアでも同じような踊りを見たな~。21時過ぎに迎えが来てホテルへ帰った。

 

 

 

16日

今日から3日間ダイビング。申し込んだダイビングショップは「バリインターダイブ」。まず2日間はアドバンスライセンス取得コース(教材込み255ドルと安い)だ。天気は曇りで風も強い。最近こんなことが多いな、「はぁ・・・」とため息が出た。8時に送迎あり、5分程度でサヌールビーチへ到着。そこからボートでヌサペニダへ行く。同乗者は同世代のカップルばかりで、一人参加の私は居心地の悪さ抜群だ。ところでボート出発前に、「酔い止めは大丈夫か?」とバリ人インストラクターから聞かれて、「大丈夫だ」と答えたのが失敗だった。バリの海は荒く、ボートの揺れは半端無い。クリスタルベイに着いて、レンタルのウェットスーツを履く。なんと他の体験ダイビングはみなロングスーツなのに、ライセンス取得コースの私だけはなぜかショートスーツだと言う。1本目を潜る。冷たい!南国で何でこんなに水が冷たいのだ?あまりに寒くて、潜っていても周りの風景を楽しむ余裕など全く無く、少しも楽しくない。しかも、ボートに戻ってからは 激しいボートの揺れで気分が悪くなる。もう帰りたいくらいだが、2本目を潜る。寒くて生命の危機を感じる。ボートに戻ると今度は吐き気が襲う。意識を失いそうな中、無理矢理3本目を潜る。水面に戻ってきたら波の揺れで再び気持ち悪くなり、レギュレーター咥えたまま終にゲロゲロ。これで吐き気はおさまったが、ボートに戻ってからも風が強くて寒かった。元々クリスタルベイは水が冷たく、特に今の時期(乾季)は水温が低いというのが分かっていながら、ショートスーツしかレンタルできないというこのダイビングショップの対応に腹が立った。知らなかったのだがロングスーツをレンタルするには、事前に伝えて別途5ドル必要らしい。このシステムは少なくとも顧客重視思考ではないと言えよう。ホテルに帰ってからは、あったかいシャワーを浴びて、ボートの上で配られたが食べられなかった弁当を食べた。少し回復はしたがやはりまだしんどかったので、晩までテキストを読んで出された宿題をやって過ごした。夕食は、近くのラーメン屋「ごんた」へ行った。ラーメンは確かにおいしかったが、日本と同じくらいの値段して高かったので、それ以降は行かなかった。

 

17日

3日間の予定だが、もうダイビングが嫌いになり明日のダイビングをキャンセルしようと思っていたが、まあ今日終えてからまた考えようと思った。酔い止め薬をもらってしっかり飲み、それから迷わず5ドル支払ってロングスーツにした。ポイントは同じヌサペニダであるが、北側のポイント。ここは昨日とは一転して南国の海で暖かい。やっぱり泳ぐなら暖かい海だな~。楽しいなと思って泳いでいると、ウミガメ登場!ゆっくり泳ぐ姿は最高にかわいい。さらにその数分後、前方からマンボー登場!少し遠かったが、ぷかぷかと間抜けに流されている姿を見れた。インストラクターも喜んでいて、ボートに戻ってからもずっと話題になっていたので、なかなか毎日潜っていてもマンボーに遭遇するのは珍しいのだろう。そういう点では、非常にラッキーでした。船酔いもなく昼食弁当(毎日同じ焼き飯)をおいしく食べた後は、ボートを移動して2本目を潜る。昨日と一転して楽しい1日であった。ホテルに戻って一服した後は、夕方からサムールのリゾートエリアを歩く。メイン通りには、レストランやお土産屋が立ち並んでいる。途中ハーディーズというスーパーを発見して、そこで職場等へのお土産物をじっくり時間をかけて調達。その後、夕食は「米米(MAIMAI)」という寿司レストランに入る。50%半額キャンペーンで値段も安そうに思えたので入ったのだが、日本米を使っており味良し、ネタはやや小さいが量も良し。おまけに食後にはサービスでワラビモチを出してくれた。店は清潔で、店員の愛想も良く、食べていて幸せな気持ちになった。こういうのが、顧客のことをよく考えた最高のサービスだなと思った。

 

18日

ファンダイビングの日。本日はボートで、マンタポイント(マンタを見れる確率が非常に高い)に行く予定だったが、波が高いため中止となった。代わりに昨日のポイントの近くに行くことになった。マンタを見れなくなったのは残念だが、暖かい海で泳げるので良しとしよう。相変わらず流れは強い海で体力は消耗するが、きれいなサンゴ礁を堪能できたし、ウミガメにもまた会えたので良かった。この日はたまたま日本人インストラクターも乗っており、話をしたのだが、「もともとは日本で事務員をしていたが、嫌になってこの仕事についた。給料は日本と比べるとかなり安くて日本に帰れないくらいだが、毎日楽しく暮らせている。」と言っていた。まあ、サラリーマンしていると気持ちはよく分かるな~。帰りのボートに乗っている時ふと思ったのだが、「ひょっとしたら今オレは人生で一番幸せな時期かもしれない」と。プライベートでは、お金の余裕もあるし、こうやって頻繁に大好きな旅行をすることができる。また、仕事の方も、職場の雰囲気も悪くないし、慣れてきて自分でいろんなことができるようになってきたので楽しいと思うことすらある。もちろん仕事なので、実に嫌なことも多いし、忙しすぎて心身の体調不良もあるが、以前に比べるとずいぶんマシだ。彼女でもいたらもっと幸せなんだろうな~。さて話を戻して、ホテルに戻ってから一服した後は、サヌール散策。絵画が欲しいと思っていたが、あまり魅力的なものは無かった。1つだけこれはという大きな絵画があったが、1万円以上するので手を出せなかった。夕食は、店頭でサテー(焼き串)を焼いており、店内が少しお洒落なレストラン。もちろんサテーセットを注文し、これがまたおいしかった。それにしてもバリ人の店員の愛想のいいこと。いつも笑顔で、日本人の丁寧すぎる接客態度とは少し違う。この国は居心地が本当によい。

 

 

19日

ラフティングの日。8時に送迎が来て、トゥラガ・ワジャ川へ向かう。同乗者はオーストラリア人3人組。いかにもオーストラリア人という感じの陽気でフレンドリーな人々。バリに2週間滞在する予定とのこと。それだけ長期の休みが取れる国の人々がうらやましい。ちなみにバリ島はオーストラリア人の観光客が一番多い。なぜなら地理的にかなり近いから。さて、車は1時間以上かかってようやく到着。そしてオーストラリア人たちと同じゴムボートに乗り込み、ラフティング開始。ガイドから「FORWARD(前漕ぎ)」「BACKWARD(後漕ぎ)」「WATCH OUT HEAD(頭上注意)」と頻繁に指示が飛んでくる。小さな川に多くのボートが下っているので、よくぶつかる。そして、別のボートに対してパドルを使って水をぶっかけたりして、お互いに必死だ。本当に愉快な2時間であった。ボートを降りて山道を登ったところにあるレストランで昼食。おいしいバイキングで、食べ過ぎたくらいだ。ホテルに戻ってしばらくすると、お迎えが来た。滞在中に知り合ったバリ人に「タナロット寺院に行きたい」とか「ケチャックダンスを見たい」と言ったところ、運転手を紹介してくれた。結局250000ルピアでケチャックダンスを見れるウルワトゥ寺院に行くことになったのだ。 夕方4時に出発して、1時間ちょっとでウルワトゥ寺院へ到着。ここには猿がたくさん生息している。最初はかわいいなと思っていた。カメラを奪われたりするらしいので、カメラにはよく注意していた。そして写真を撮っているときにそれは起こった。よく構図を見てシャッターを押そうとしたところ、さっと横を通り過ぎるものがあった。ああ~、びっくりしたなと思っていたが、アレ何か変だ?あっ!猿がオレの眼鏡を持っている!そして折り曲げようとしたり、かじったりしている。おいおい!やめろ!取り返そうとすると、現地人が「待て」と言って、何か食べ物を猿に投げた。そうすると猿は眼鏡を手放したので、回収できた。ほっとしてありがとうと言うと、「チップ」というではないか?何か恣意的なものが感じられたのでチップは渡さなかった。そうやっていつも餌をやる人間が待機しているのを知っているから、猿はいつも観光客の眼鏡やカメラを取り上げるのではないかと思ったのだ。つまりは共犯者と言ってもおかしくない。その一件のせいで、その後はずっと気分が悪かった。その猿だけでなく、ここにいる猿を全員マジでしばき上げてやりたい気持ちになった。ちょっと眼鏡を傷つけられただけでこれだけの憎悪を抱くのだから、中東問題で親族を殺された人たちに憎しみを忘れろと言っても無理なのがよく分かった。怒りを静められないまま、ケチャックダンスの開始時間6時になった。上半身裸のおやじ達が30人くらい登場。ひたすら「ケチャ、ケチャ、ケチャ、ケチャ、・・・・」と言ってる。一人一人の顔を見ていると、明らかに近くに住むおやじ達がちょっとした小遣い稼ぎのために出てきているというような様相である。ハゲのおっさん、デブのおっさん、チビのおっさん、やる気満々のおっさん、と色んな親父達が見て取れる。その他、オカマのレゴンダンサー(なぜ女性のレゴンダンサーを使わない?)も登場して何か気持ち悪い。夕陽が沈んでからは、藁に火をつけたりして盛り上げる。1時間だけのショーであったが、なかなか楽しいものであった。ホテルへの帰りに、ジンバランのシーフードレストランに立ち寄る。海辺の砂浜でシーフードを食べるというお洒落なレストラン街である。私はその中の一つ、ガネーシャ(ヒンドゥの神様の名前)というレストランに入って、シーフードナシゴレン(いわゆる焼飯ね)を食べた。これがまた、味付け最高でシーフードがコリコリとして旨い。波の打ち寄せる音を聞いて、近くの空港に離着陸する飛行機の様子を見ながら、最高の雰囲気である。一人だというのがちょっと寂しいなと思っていたところ、犬が私のテーブルの下に寄って来て、座り込んだ。そして犬はこちらの視線に全く気にすることなく、私の足元でスヤスヤと眠りこんだ。その姿を見ていると癒される気分であった。

 

 

 

20日

最終日はサーフィンのレッスンだ。バリ・ツアーズというところで申し込んだが、催行会社はOBBサーフスクールというところだ。朝予定より30分も早く迎えに来た。もう1組ピックアップしなければいけないかららしい。たまたま用意ができていたのですぐに出れたが、そんなのあり?サーフィンをするのは、波が穏やかなジンバランビーチ。昨日のレストランの近くだろうか?レッスンはバリ人インストラクターのマンツーマンレッスン(60ドル)だ。日焼けがやばそうなのでたっぷり日焼け止めを塗った。教えてもらいながらサーフィン開始。最初はすぐにこけてしまったが、何度かやっているうちにできるようになってきて楽しい!ただ、波が高いので沖の方へ戻るのが本当に大変。何度も押し戻されるし、鼻や耳に水が入ってくるので、それだけで体力が消耗してしまう。30分くらい楽しんだ後は、休憩して2回目30分。その後、昼食弁当(ナシチャンプル)。インストラクターは26歳とかで、ビーチボーイというイメージとは異なる、見た目地味な感じの男だ。ウェットスーツはボロボロで、糸で縫っている箇所もある。サーフィンやり始めて10年になるが、値段が高くて買えないからずっと使っているとのこと。波が無い日以外は毎日サーフィンしており、仕事でサーフィン教えた後も、プライベートでサーフィンする。毎日サーフィンしないと、「ああ~、サーフィンしたい!!」と身体がウズウズしてくるというサーフィンきちがいだ。本当に愉快な男である。昼食後3回目をして、終了。日本でもサーフィンはまたやりたいな(調べてみるとサーフスポットが和歌山にあるらしい)。シャワーがあると思っていたのだが、シャワーはないと言う。私が「それは困る」と言うと、「あっちのほうで有料でシャワーを借りれるよ」と地味サーファー。助かった。ホテルはチェックアウトした後だからシャワー使えないし、ベタベタした身体で夜まで過ごしたくないから。ちなみに最後、ホテルに戻ってきてお金を払う際にオリジナルTシャツ(サイズSだから僕着れないよ・・・)をもらった。飛行機の時間までは、またぶらぶらサヌール散策。まず例の寿司レストランに行って小腹を満たした後は、ビーチ沿いを散歩。ヒンドゥ寺院が私には珍しいので見ていておもしろかった。その後、ビーチ沿いの店先で店員の女の子に声をかけられたので、話をして時間つぶしをした。フローレス島というインドネシアキリスト教地域から出稼ぎに来ているそうだ。ちなみにバリは観光地だから、こういう別の島から出稼ぎに来ている人が多いらしい。日本人観光客は全く英語を話せないから日本語を勉強したいそうで、簡単なフレーズを教えてあげたりした。30分くらい話して別れた後は、ちょっとした絵画を買ったり、お洒落なレストランに入ってミーゴレン(いわゆる焼きソバ)を食べたりして時間をつぶした。ほどよい時間になると、ホテルで荷物をピックアップして、空港へ。空港では、待ち時間にラウンジで時間をつぶした。シャワーを利用したかったので、チケット(800円)をバリ・トップツアーで購入したものだ。ただ、このラウンジ客が多すぎて座るところがない。たまたま見つけた席に座ると、日本人カップルの向かい合わせる格好。気まずい雰囲気になるのが嫌なので、こちらから声をかけた。2人は新婚旅行でバリに1週間来たとのこと。いいなあ~新婚さん。深夜12時に飛行機は香港に向けて出発。香港でいったん出国。近場を観光することも考えたが、体力なく断念。代わりに空港内で味千ラーメン(味が薄かったのか旨くなかった)を食べたりお土産店を見たりして時間をつぶした。日本へ帰ったのは16時。暇な両親が関空に迎えに来てくれていたので、帰宅が楽チンでした。

 

 

<総括> バリはホスピタリティたっぷりの居心地の良い場所。少し日本から遠いというのは難点であるが、また訪れたいor住みたい場所である。