小さな冒険日記

青春時代を記録したものです。

マニラ3回目 2012/2

フィリピン5回目。飛行機はまたしてもセブパシ(37000円)。1ペソ=約2円

 

2日

恒例のように、木曜晩に職場から空港へ直行。仕事がスムーズに済んで余裕を持って空港へ向かうことができた。空港へ着くと、飛行機が約1時間遅れることが判明。さすがLCC・・・。おかげさまで時間つぶしに夕食をゆっくり食べることができた。経費削減のため荷物は機内持込のみにしたので、出国審査場で洗顔フォームを捨てるはめになった。液体類は機内に持ち込めないことを全く意識していなかった。マニラ到着は深夜1時過ぎ。前回のようにタクシーは出発階で拾った。今回も無事ホテルに着いてよがったですわい。

 

3日

朝9時に友人Kとエルミタロビンソンのスターバックスで待ち合わせ。そこから、高架鉄道でパサイのEDSAまで行く。そこでタガイタイ行きのバスに乗る。やっぱりローカルフレンドがいると楽チン。バスは渋滞のためなかなか進まない。タガイタイには2時間半くらいかけてようやく到着。標高700mとあって、半袖では肌寒いくらいだ。そこからトライシクルに乗って、タール湖畔まで猛スピードでひたすら山道を下る(200ペソ)。タール火山はタール湖に浮かんでいるので、湖畔からボートに乗らなければならない。「往復ボート+現地での乗馬による登山」のセットで、恐ろしくふっかけた値段を最初提示してきた。ふざけているので、3000ペソしか無いとか適当に嘘をついたりして粘り強く交渉したが、結局2人で2400ペソ以下にはなかなか下がらなかった。ドケチの私なら本来もっと値切りたいところだったが、連れがいてあまりみっともないこともできないので、それで手を打った。ボートは貸切で、よく揺れながら30分くらいかけて着いた。そこにある看板に、「ボート1600ペソ、乗馬1人400ペソ」と描いてあった。やはり2400ペソが妥当だったのかなと少々自己満足。島に着くと、早速馬に乗って登り始める。馬はポニーみたいな小さな馬で、馬使いに引かれながらえらくしんどそうに歩いていた。大自然の中、乗馬とは最高の気分だ。日本の乗馬クラブで小さなコースをぐるぐる廻るのとは天と地の差がある。長い距離を30分くらいかけて進んでやっとクレーターのある頂上に着いた。そこで馬を降りてクレーターを眺めていると、ゴルフクラブを持ったおじさんが近づいてきて「ゴルフやらないか?」。何を言っているのかと思っていたら、どうやらクレーターにボールを打ち込むらしい。1球=50ペソで、おもしろそうなのでやってみることにした。ナイスショットでまっすぐに飛んでいってきれいにクレーターに入った。調子に乗ってもう1球打ったが、今度はミスショットして球は崖を転がっていった。頂上で写真を撮ったりしてのんびり過ごした後は、また乗馬・ボート・トライシクルの3点セットでタガイタイまで戻った。タガイタイの町のジョリービーで遅い昼食をとってから、マニラ行きのバスに乗り込んだ。マニラに着いたのは7時くらいになっていた。パサイでKと別れてからホテルへ帰った。帰り道、ロビンソンに立ち寄った。本屋で自分用土産にマニラの地図を買った。さっき昼食を食べたばかりであまりお腹も減っていなかったので、夕食としてファーストフード店のグリニッジ(イタリアン)でラザニアを食べた。フィリピンにはおいしいファーストフード店がいろいろあるな。

 

 

4日

午後から友人Rと会うことになっていたが、午前中は暇なので、ネットで見ておもしろそうだったゴルフ場に行くことにした。イントラムロスという世界遺産の周りに作られたゴルフコースだ。遺跡を見ながらゴルフをするなんてお洒落じゃん!?スタート地点がわからなかったので、ペディキャブ(トライシクルの自転車バージョン)に乗って行った。サンチャゴ要塞近くにクラブハウスがあった。料金は、グリーンフィー1500ペソ+キャディーフィー300ペソ+クラブレンタル700ペソ+保険等80ペソ+ボール1ダース100ペソ+ティー100ペソで、受付で支払った。レンタルクラブなので最初慣れるまでが無茶苦茶であったが、だんだん安定してきた。一人プレイなのでスコアも付けずに気楽なもんだ。しかもキャディさんが色々用意してくれるのですごく楽チンだ。フェアウェイは細く、そこらじゅうに池がある難コースであるので、ボールはすぐに無くす(でも安いから問題なし!)。ゴルフ場すぐ近くの遺跡には、座ってのんびりしている人たちがいて危ないと思うのだが、彼らはおかまいなしだ。ネットを張っていた形跡があるが、破れてしまっていて、そのままの状態になっている。一度彼らがいる方向へ向かって打ち込んでしまってヒヤッとしたが、「保険入っているからNO PROBLEMだよ」とキャディさん。そういう問題じゃないと思うんですが・・・。日本じゃ考えられないリスク感覚の無さ。さすが、フィリピン!途中で、すぐ前の組で廻っていた日本人のおじさん2人と合流して一緒にラウンドさせてもらった。その前には大きな西洋人が一人でラウンドしていて、超美人のアンブレラガールを随行させていた。アンブレラガールというのは、日傘を差して一緒に歩きながら話相手になってくれる女の子のこと。400ペソ(別途チップが必要だろうが・・・)なので、試す価値は十分にあると思う。18ホール(パー66)・約3時間半を楽しく過ごすことができた。ラウンドを終えてすぐに待ち合わせ場所のロビンソンへ向かう。Rと2時に待ち合わせだったが、交通渋滞のために遅れるとのことで、結局40分くらい待たされた。まずは、フィリピン大学マニラキャンパスや近くの病院内を案内してもらった。それからRの友人A(恋人?)と合流して、モールオブアジア(MOA)に向かった。マニラ湾沿いはちょっとした遊園地みたいになっていて、学生や家族連れですごい人だかりだった。我々は観覧車に乗った(1人=150ペソ)。その後は、座って3人でマニラ湾の夕陽を見ながらおしゃべりをした。日が暮れた後、7時から花火を見た。5分程度だが、花火を見るのは久しぶりだったので、ちょっと感動。気前良く、花火は毎晩やっているそうだ。その後、吉野家で牛丼を食べた後、2人と別れた。

 

 

5日

朝チェックアウトをしてタクシーでそのままウェンシャ・スパへ向かう。ここは、渡比50回を超えるフィリピン通のお客さん(仕事上)に教えてもらったところだ。お風呂とマッサージと食事がセット(680ペソ)になっているという少し風変わりなお店だ。スーツケースは受付で預かってもらえるので便利だった。お風呂は温水プールみたいなもので、日本人にしてはぬるい。その後はマッサージへ。おばちゃんに1時間しっかりマッサージしてもらった。たまには気持ちよいものだ。食事は鍋やバイキングが食べ放題だ。鍋の具材である野菜とかに蠅や蚊がたかっているのを見て食欲が失せた。のんびり過ごした後、13時にスパを出て、空港へタクシーへ向かった。帰りのフライトは定刻通り出発してくれたので、早めに帰国することができた。出発直前まで予定が決められらず困っていたが、今回も本当に良い旅になって良かった。やっぱりフィリピンは楽しいな~。私はまだまだ通い続けるのであろう。