小さな冒険日記

青春時代を記録したものです。

マニラ2回目 2011/6

 

3回目の「放屁」、じゃなかった「訪比」。今回もセブ・パシフィックで31648円(燃油・税金等込み。フィリピン出国税750ペソのみ含まず)でチケット入手。(1ペソ=2円)

 

1日目(木)

朝、仕事に行く前に会社の最寄り駅に立ち寄る。「よ~し、入った!」旅行カバンが駅のコインロッカーに入った瞬間、ほっとした。仕事が終わった後に家に帰る時間がなく、会社から空港に直行するため、駅に旅行カバンを預けておこうと考えたのだった。まあ会社に置いておくこともできたが、職場の人に見られるのもバツが悪いので、この方法にした。前日突然発生した2件の急ぎの案件を死に物狂いで処理して、無事計画通り18時に退社できた。金曜日に休みを取得させてもらい、たいした嫌味も言わず送り出してくれた上司に感謝。関空で食事を取り、少し遅れて飛行機は出発。マニラの空港に着いたのは、深夜0時を回っていた。ホテルまでは、定額制タクシーのエアポートタクシーを利用。エルミタまで520ペソ(一定)。ホテルは、前回と同じく、グランプリホテル。清潔だし、安い(1500ペソ)し、お気に入りのホテルだ。

 

2日目(金)

アンへレス視察。アンヘレスは、ゴーゴーバーが立ち並ぶ歓楽街として有名。行き方はネットで調べていろいろあるのだが、鉄道でモニュメント駅まで行き、そこからビクトリーライナーというバス(120ペソ)で向かう方法を採用。この方法だとすぐに高速道路に入ることができるので、1時間でアンヘレスまで到着できた。しかし、アンヘレスのどこに到着したのかよく分からない。とりあえずジプニー乗り場のおばちゃんに聞いて、ジプニーに乗り込む。どこで降りたらいいのかさっぱり分からなかったので困ったが、運転手さんが降りる場所を教えてくれた。ホテルはフィールズ・アベニュー近くの便利な立地であるオーキッドインというところ。スタッフがフレンドリー(いかにもフィリピン人という感じ)で、安い(1600ペソ)。少し部屋で休憩した後(もはや年寄りなので無理はしない)は、ゴーゴーバー巡り。いくつかの店は昼間でも開いている。ただ、女の子たちも客も少なくて、全然盛り上がりがなくてつまらない。座席に座ると、ウェイトレスが話しかけてくる。それで「ドリンク奢ってよ」とくる。客のドリンクが100ペソだが、女の子が飲むドリンクがその倍の200ペソくらい。奢ってやりたいがキリがないので基本的に奢らない。奢らないとしばらくして去っていくが、中にはずっと話をしてくれる子もいたりした。そういう子には現金で100ペソくらいチップをあげれば良かったな、とあとで後悔。こんな所で小金を惜しんではいけない。それから、バラマキ用のチョコレートがあれば良かっただろう。日本のチョコレートは人気があるらしい。夜7時くらいになると、全ての店が開きだした。フィールズ・アベニューは、タイのソイ・カウボーイと似ているなと思った。

 

 

3日目(土)

朝から、マニラに戻る。トライシクルでダウバスターミナルまで行き、そこからファイブスターバスでパサイ(140ペソ)まで。高速を降りてからは、マニラ中心地の渋滞のため1時間くらいかかった(トータル2時間)。まずはその日泊まるホテルへ荷物を置きに行く。本日の宿はパサイの「ピノイ・パミリヤ」というホテルで、やや高い(2000ペソ)が、空港から近いし交通の便は良い場所だ。ホテルで少し休んでから再出発。フィリピン人の友達と会い、昼飯を食った後は、マラテ地区のマニラ動物園へ。元々たいして期待していなかったが、結構刺激的な動物園だった。何か珍しかったかというと、ヘビが鶏を絞め殺している光景を目撃できる点。さらにすごいのが、ヘビがヒヨコを丸呑みしている光景。その光景を、近くに放されている他のヒヨコが数匹固まって、怯えるような目つきで見ているのだ。「次に食べられるのは自分だろうか?」そんな絶望的な心境が予想される。それにしてもなんと残酷な光景なのだろう。もし、動物愛護団体の方がこの光景を目撃したら、間違いなくマニラ動物園を徹底的に攻撃することだろう。さて、動物園でちょっと興奮した後は、今度はメトロポリタン美術館へ行った。ここは入場者は私たちだけで、シラケタ美術館であった。その後は、FX(メガタクシー)で移動して、マニラ一大きな市場であるバクラランマーケットへ。ここはものすごい人だかりで、夕暮れ時であったので、スリには用心しながら歩いた(実際に、スラれたのか、青ざめて騒いでいる現地のオバちゃんを見かけた)。夕食を食べた後は、友人と別れてホテルへ戻った。

 

 

4日目(日)

フライトの時間まで何もやることがないので、とりあえず行ったことがないマカティ市へ行く。マカティはマニラで最も発展しているビジネス街である。ショッピングモール内にあるスーパーでいろんな商品を見て歩いた(マーケティング)。スーパーでは在住者らしき白人をよく見かけた。ショッピングモールを一歩外に出ると、強烈な高気温・高湿度が私を襲う。春の気候の日本から来た身にはつらい。そんな時に、マックやジョリービーのコークフロート(コーラにアイスクリームが乗っている)は最高。日本では250円くらいしそうなものが、なんせ25ペソだからとにかく安い。物価の安い国で住みたい・・・。その後、ホテルへ戻って預けておいた荷物をピックアップして、タクシーで空港(200ペソ)へ。色々話しかけてくれるいい運転手さんで安心だ。空港に到着して、200ペソを支払った時少し残念そうだった。サービスが良かった時には、約束の金額よりもほんの少しでも多めにお金を渡すべきだなと学んだ。日本円では安いもんだし、お互い気持ちよく別れることができるからね。空港にはちょうど2時間前に到着したが、チェックインカウンターに並んで1時間も丸々待たされた。いくらフィリピンでもそれはないだろう。待たされるのが大嫌いな私は終始イライラしたが、やっぱり私は日本人だなと自覚。チェックイン済ましたら、時間がなくなったので急いでラーメンを食うことになった。ところで、手荷物検査場で、危険物として折り畳み傘を没収された。ユニクロの千円傘だからまああきらめがつくが、まさか折り畳み傘が引っ掛かるとは思わなかった。そんなこともあったが、やっぱりフィリピンは最高!安い・近い・楽しい。まだまだこれからも行くつもり。